■福生水辺の楽校

連続講座 多摩川の達人になろう!

第4回 「多摩川の魚」開催報告!

第4回(7月24日)のテーマは「多摩川の魚」。福生周辺の多摩川にはどんな魚がいるのか、その生態や生息環境について考えながら観察しました。

まず川の志民館で、多摩川でみられる魚について、在来種と外来種、堰と魚道・・・「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」などの観点で捉えた後、手網を持って屋外へ。

(1)玉川上水の分水が流れている多摩川中央公園内の親水路、(2)その水が多摩川に流れ込む手前の沼地、(3)浮石がゴロゴロしている本流の平瀬で"ガサガサ"にチャレンジしました。

観察できた生物は、魚類:カワムツ、アブラハヤ、ドジョウ、シマドジョウ、ホトケドジョウ、ジュズカケハゼ、昆虫:マツモムシ、ハグロトンボやサナエトンボ科のヤゴ、その他:ヌカエビ、カワニナ、トウキョウダルマガエルなど。

参加者からは、「生き返った多摩川を実感した」、「流れのあるところとないところで棲んでいる生物が異なることがわかった」という声がある一方で、「思ったよりも生物の姿が少なかった」という声も多く寄せられ、多摩川が一概に良くなってきたとはいえないことを痛感しました。

次回は「多摩川の源流〜水源探訪」。8月28日に小菅川源流を訪ねます。

川の志民館で観察しているようす
川の志民館で観察しているようす

ガサガサにチャレンジ
"ガサガサ"にチャレンジ

観察のようす
観察のようす

参加された皆さんの声
 
生き返った多摩川を実感した。(2名)
思ったよりも生物の姿が少なかった。(4名)
『東京の川の魚』の昭和30年頃の状況に戻りつつあることを知ったが、元々多摩川にすんでいなかった魚種が増えているのが気になる。
魚道の設置など、人と生物の共存を目指す地道な努力が積み上げられていることがわかった。
流れのあるところとないところで棲んでいる生物が異なることがわかった。(3名)
小川→たまり→本流と連続する環境が大切だと思った。
3種類の“ドジョウ”を観察できた。(3名)
ホトケドジョウやジュズカケハゼがいて驚いた。
石底にいるはずのギバチ、カジカが1匹もいなかった。
5月の第2回では観察できたカジカがみられなかった(水温が高くなったことが理由のひとつだろうか)。
ダラダラ瀬(チャラ瀬)の流心の石には、鮎師がねらっていた通り大きなハミアトがたくさんあった。
玉川上水の分水が流れる公園内の小川は川底をブラシで清掃している人工的な水路だが、多くの魚がいて驚いた。(2名)
意外なところに魚がいるのに驚いた。
棲みやすい環境があれば生き物はすぐに棲み付くことがわかった。
魚の取り方がわかった。
同じように見える魚にも、それぞれ特徴があることがわかった。
流れの中を歩いて気持ち良かった。
流れの中を歩くと、魚が逃げていくのが確認できた。
網を持って本格的に川に入ったのは初めてで楽しかった。
川の中を歩いたのは子供の時以来(かつては農薬の心配もあった)。
子供の頃よくオイカワをとったことを思い出して懐かしかった。
普段認識していない川の中をのぞく機会に恵まれ、おもしろい経験だった。
参加者の楽しそうな顔が印象に残った(皆子供に戻ったようだ)。
大勢で川の中を歩いたのでアユ釣りの人に迷惑をかけてしまった(すみませんでした)。
簡単な釣りもすると良かった。
川の志民館の展示水槽に魚の名前を書いた解説シールを貼ってほしい。
自分がつかまえた魚は1匹だけ(・・・経験の世界だと思った)。
童心に返り手探りに挑戦するも成果ゼロ(・・・50年前の河童もただの人)。
これまで釣った魚を食べてきたが、実際に泳いでいる姿を見て、生き物をころして食べている人間はもっと自然に感謝しなくてはならないと思った。
まず魚を知って、保護する方向にはたらきかけたい。
多くの種類の魚が棲める川であってほしい。


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