■福生水辺の楽校

連続講座 多摩川の達人になろう!

第7回 「多摩川の植物」開催報告!

10月23日に行われた第7回では、多摩川の河原植物に焦点をあて、河川環境の変化について学びました。

多摩川では、カワラノギクをはじめとして、カワラニガナ、カワラハハコ、カワラヨモギ、カワラナデシコ、カワラケツメイ、カワラサイコなど"カワラ"と名のつく植物が激減しています。
その原因はいろいろあるでしょうが、丸石河原が減少したことが大きいと考えられています。いまは草木が生い茂っている河川敷もかつては一面の石河原だったと聞きます。
カワラノギク
カワラノギク

今回は永田地区の礫河原再生実験区を見学しました。
ここでは、カワラノギクを保全・復元するために、研究者と市民が協働でカワラノギクを育成し、その生態を研究しています。

造成地に種をまいてから4年半、今年開花した数万株が見頃を迎えていました。

礫河原再生実験区を見学
礫河原再生実験区を見学

カワラノギクやカワラニガナは、常に自然の力=出水によって新たにつくられる丸石河原を求めて移動していく植物です。
人間が手を加えることなく、かれらが自然状態で生息地を広げていけるような豊かな河川環境が回復することが望まれます。
見頃を迎えた数万株のカワラノギク
見頃を迎えた数万株のカワラノギク

参加された皆さんの声
カワラノギクの保全活動について
 
カワラノギクが人の手で再生させなくてはならないほど減ってしまったことを知った。
普段は入れない礫河原再生実験区に入って、カワラノギクの生態や生息環境を観察することができて良かった。
カワラノギクの自然再生事業に興味がある。種ができる時期にもう一度来てみたい。
A工区の植生管理(雑草の抜き取り)には相当の人手が必要とのことなので、自分も協力したい。
絶滅の危機に瀕した生物を保護するには大きなエネルギーが必要だ。
A工区から飛んだカワラノギクの種が下流に着き、花を咲かせている姿に感動した。
人が管理しなくても自然にカワラノギクの生息地が広がるようになると良い。
カワラノギクが自然状態で生息できるような多様性のある自然が回復すると良い。
カワラノギクが上流の青梅の方まで広がってきて欲しい。
河原の自然環境
 
河原に砂地の面積が少なく、多くの植物が茂っていた。
河原らしい姿が少ない。
川らしい自然を取り戻すためには洪水が必要だ。
カワラノギクが丸石のゴロゴロしているところに生育することを知った。
カワラノギクの実験区でも他の河原植物は見つからなかった。
相変わらずセイタカアワダチソウやコセンダングサが多い。
その他
 
好天に恵まれ、気持ちの良い川歩きを楽しむことができた。
身近な河原でカワラノギクの観察ができて良かった。
カワラノギクは写真で見たことはあるが、実際に見たのは初めてだった。
カワラノギクの一生がよくわかった。
カワラノギクとノコンギクやススキとオギの見分け方がわかった。
ツリガネニンジンの花を初めて見ることができた。
生のクルミを食べたのは初めて。自然のものを食べると自然にグッーと近づいた感じがする。
普段は小さな川で活動しているので、多摩川のダイナミックさに驚いた。
多摩川の水がとてもきれいだった。
今が一番多摩川らしい季節だと思う。


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