■福生水辺の楽校

連続講座 多摩川の達人になろう!

第11回 「多摩川の地形・地質」開催報告

多摩川の自然そのものといえる、流域の地形や地層、河原の石などについて学びました。

正田浩司先生のお話のようす

今回は埼玉県立所沢高等学校の正田浩司先生に来ていただき、まず川の志民館で、「多摩川がつくった武蔵野扇状地」、「川底の地層」、「河原の石」という3つのテーマで講義していただきました。
地図やイラストによるお話はとてもわかりやすく、また航空写真を立体視して段丘地形を辿ってみたりしながら、楽しく学ぶことができました。

お話を伺ったようす1

こ の後、多摩川に出て河原の石を観察し、各自が「多摩川の礫標本」をつくりました。多摩川には砂岩、チャート、石灰岩などの堆積岩が多く、火成岩や変成岩は少ないことが実感できました。
福生より上流や下流ではどうでしょうか。今まで何気なく見ていた小石の面白さに、雨の中、皆さんびしょ濡れなのも忘れて熱心に観察されていました。
今度はぜひ子どもたちとやってみたいと思います。

参加された皆さんの声
 
石から地形の成り立ちと歴史を知る楽しさを教えていただきました。
長い年月をかけて変化していく地形・地層について少しわかりました。
石にこんなにいっぱい種類があるとはびっくりです。じっくり見ていたら病み付きになりそうです。
多摩川には火成岩、変成岩が少ないことがわかりました。
あいにくの雨でしたが、石が光って見えて識別しやすかったです。
川原の石の標本をつくりましたが、自分で多摩川へ行ったときに見分けられるか心配です。
多摩川の石を調べる実習がおもしろかったです。
多摩川の礫標本づくりが楽しかったです。少しずつ覚えていきたいと思います。
正田先生の話は、私にはなかなか難しかったですが、たくさん質問ができて楽しい地学の勉強でした。
ついつい自分を基準に物事を考えてしまいますが、地層は人間が生まれる前からのもの。頭の切り替えが必要ですね。
自分自身は地質の勉強をしてもなかなか定着していかないのですが、大変ワクワクすることも事実です。今日は写真、図などでわかりやすく説明していただき、いままでの混乱がちょっと整理できたように思います。大きな広い範囲でものを考えることは、小さいことにとらわれない豊かさを生むと思います。
正田先生が私の家の近所(青梅市千ヶ瀬町)でも地層の研究をされておられると聞いて、今度は地元の活動でもお世話になりたいと思いました。また、セコイアが発見されたという話が印象的でした。


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