場 所 : 川崎区殿町地先の河川敷や中洲
交 通 : 京急大師線「小島新田駅」から徒歩8分
山梨県甲州市地先の笠取山から東京湾まで、138キロの旅を終える多摩川の河口付近は、都市河川多摩川の縮図を示しています。
左手に羽田空港、右手に工場、河原にせまる住宅といった人工環境と、ヨシの茂る中州、野鳥の群れ、干潟を歩くカニの姿に代表される自然環境、人工と自然が調和している姿です。
大田区側の海老取川と多摩川の交差する付近、川崎市殿町2丁目付近から眺める多摩川は、潮の香りを含み、おだやかな表情を見せます。
空港から、ひっきりなしに飛行機が離着陸し、轟音をとどろかせますが、大師橋下から海老取川までびっしりとつながれた漁船が漂う様は、昔ながらの漁村をしのばせます。
また、河口に点在する中州や大師橋付近の右岸に見られる汽水生植物の群落は、多摩川独特のものです。特にウラギクの薄紫色の可憐な花が、晩秋に綿帽子となり、風になびいてとび立つ景色は幻想的ですらあります。
休日には釣人が桟橋で糸を垂れ、子供が干潟で遊び、川の真中に「徐行」の看板が立てられ、船が往来します。
多摩川の安らぎが感じられる景色です。
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