この一枚の写真は、私が生きている間に二度とシャッターを切る機会に恵まれることはないであろう。今年は例年になく暖かいため、写真を撮りたくなるような雪に見舞われたことがないが、大雪といえば思い出に残る撮影行がある。
何年前か記憶が定かでないが、多摩川源流に百年に一度という大雪の降ったときのことである。1月中旬の記録的大雪によって林道が通行不能になり、一ノ瀬川本谷にかかる石楠花橋に近づくことが出来なかった。
2週間後、林道が通れるようになったという知らせが届いた。ハリアーで必死の思いでこの地に着いた。岩の上に幾層にも重なって出来た雪帽子の姿を、寒さを忘れて長い間見つめていた。 |
| 撮 影 日 |
1998年1月31日 |
| カ メ ラ |
ハッセルブラッド |
| デ ー タ |
絞り優先 |
影ポイント
(場所) |
甲州市一之瀬高橋 石楠花橋 |
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