我が国の年間平均降雨量は約1,800mmに達します。一方、多摩川流域内の観測所における観測年1980年から1993年の14年間の年間平均総降雨量は1,532mmと全国平均よりやや少ない値となっています。降雨は6月から10月までの5ヶ月の間に年間の63%が降ります。さらに、この5ヶ月間の中でも梅雨の影響による6月と、台風による8、9月に集中することが特徴となっています。
上流部と下流部の年間降雨量の差はそれほど見られませんが、6月から10月の梅雨・台風シーズンには上流部の降雨量が下流部よりも多く、12月、1月には下流部の降雨量が上流部よりも多い傾向を示しています。
流域内の地点別ごとの気温(1952〜1979年の平均気温)分布は月による変動のようすは類似していますが、気温分布は西低東高型であり、下流の東京区部と山地部では年平均気温で約6度もの差があります。 |
|
多摩川流域の気候と降雨量 クリックすると拡大 
月別平均降雨量:1980〜1993年の平均値
(多摩川−そのエコバランス/市川新著より)
月別平均気温:1952〜1979年の平均値
(多摩川誌より作成) |