■多摩川における多自然型川づくりの取り組み
かつての河川改修工事は、河川周辺の石か竹・木などを活用し、竹を編んだ籠に玉石を詰める「蛇籠」や木を組んで中に石を詰めた「枠」工法等、河川の特徴に応じた工法で施工されていました。その後技術が発達するにつれて、強固な石積み工法等が発展し、さらに、戦後は安価で施工の容易なコンクリートを用いた工法へ変化してきました。このような河川整備の結果、洪水への安全性は高まりましたが、その一方で潤いのある風景や、川の生き物の生活場所を奪っていきました。
このような状況を改善するために、国土交通省では平成2年から生き物や自然の風景に配慮した「多自然型川づくり」に取り組んでいます。
(参考文献:「多摩川の多自然型川づくり」建設省京浜工事事務所)
多自然型護岸
| 番号 |
工事地先名 |
場所 |
護岸形式 |
| 1. |
大田区田園調布地先 |
大田区 左岸14.1km付近 |
| かごマット護岸 |
| 自然石護岸 |
| 自然石護岸 |
| 蛇篭、自然石護岸 |
| 自然石護岸 |
|
| 2. |
世田谷区玉堤地先 |
世田谷区 左岸14.6km付近 |
| 3. |
川崎市多摩区宿河原地先 |
川崎市多摩区右岸22.8km付近 |
| 4. |
川崎市多摩区中野島地先 |
川崎市多摩区右岸24.4km付近 |
| 5. |
府中市南町地先 |
府中市 左岸32.7km付近 |
多自然型護岸

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