1.2 行政区と人口の推移
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1.2.3 都市化地域の人口推移

(1) 青梅市

 すでに述べたように,多摩川上流域で最も都市化の著しいのは,青梅市東部の扇状地の地域である.そこで集落別(地区別・町丁別)に人口推移を検討するために1970年(昭和45)1月の人口を100として1980年(昭和55)1月の人口の指数を求めた.以下,指数と略称するのはすべてこの数字であり,集落名の次の( )内の数字もすべてこれである.なお,1970年(昭和45)を100としたのは,各市町村の集落別(地区別・町丁別)人口統計(住民基本台帳による)が共通に得られるのがこの年次以降だからである.また,この10年間は人口変動の激しい時期でもある,

 青梅扇状地(図8.4.7)で最も人口増加が著しいのは河辺(かべ)町である.この地区では人口が2,541人から10,829人へと増加し,指数は426.2である.ここでは,この10年間に実に4.26倍に増加している.次いで野上町(359.6),末広町(253.3),今寺(183.7),新町(147.3),東青梅(145.5),藤橋(123.8)と続き,扇状地の急激な都市化の様相がうかがえる.加治丘陵南東麓では塩船(202.6),大門(197.3),今井(183.8),木野下(153.4),師岡(137.0)などがあり,やはり人口増加が著しい.青梅市西部の多摩川右岸の河岸段丘面(図8.4.4)では,和田町(157.0),梅郷(138.1),畑中(127.5),柚木町(120.3)などである.青梅市は,国鉄青梅線で,青梅駅から立川駅まで約30分,河辺駅から立川駅まで約25分という至近距離にあるため交通の便がよく,今後も人口増加が予測される.なお,青梅市では以上のような著しい人口増加地区がある反面,古くからの青梅市の中心市街である青梅と西分町は人口が減少しており,その指数は前者が82.6,後者が76.5である.

(2) 五日市町・日の出町

 五日市町では,国鉄五日市線の武蔵五日市駅に近い入野(173.5)・三内(167.0)など200m前後の丘陵地と,武蔵増戸(ましこ)駅に近い中平(196.8)・山田下分(161.7)などの住宅地化が著しい.

 日の出町では,武蔵増戸駅北部のすでに述べた秋留台地西部の地域の人口増加が激しく,人口増加の割合の最高は本宿で247.8,次いで道場の248.4である.



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1.2 行政区と人口の推移